ごあいさつ

こんにちは、代表の 佐藤 佳代子です。

わたしは幼い頃に、傍で親身に支えてくれた家族や友人、まわりの人たちのおかげで病気を克服することができました。この経験と感謝の気持ちが原動力となり、自分も同じように支えを必要としている方の力になりたいという想いから、医療の道を志しました。

20歳の頃に、来日されたドイツ講師(独理学療法士協会理事長 故ハンス ハルトック先生)よりドイツ国内のリンパ浮腫治療の状況について講義を受け、片脚が50kg以上の大きさになられた患者さまが、リンパ浮腫療法士の手によるケアを通して日常生活を取り戻されたお姿に、深く感銘を受けました。

翌年ドイツに渡り、リンパ静脈疾患専門病院において保存的リンパ浮腫治療(複合的理学療法)および専門教育について学びました。帰国後より複合的理学療法の普及、医療職専門セラピストの育成、リンパ浮腫診療の保険適用化を実現するための活動に取り組んでいます。

“想いをカタチに”―”想い”はごく身近な実現したい願いであったり、人生に関わる本質的なものであることもあります。

あなたの“想いをカタチに”するためのお手伝いができましたら心から嬉しく思います。

専門・実績

20代前半にドイツ留学し、リンパ静脈疾患専門病院「Földiklinik (フェルディクリニック)」および「Földishule(フェルディ学校)」においてリンパ浮腫治療と専門教育の研鑽を積み、日本人初のフェルディ式「複合的理学療法」 認定教師資格を取得。

日々のリンパ浮腫治療を中心に、医療製品の研究開発、リンパ浮腫治療の普及活動、医療職専門セラピストおよび指導者の育成、医療機関や看護協会等の教育機関における技術指導、技術支援などに取り組む。

学歴・資格

1996年3月	学校法人後藤学園 神奈川衛生学園専門学校卒業
5月	鍼灸あん摩マッサージ指圧師 国家資格免許取得
10月	独バーデンヴュルテンベルク州ＶＰＴアカデミー　理学療法学科・マッサージ学科所属
1998年7月	フェルディ式複合的理学療法　セラピスト資格取得
2000年4月	フェルディ式複合的理学療法　認定教師資格取得
2010年10月	ドイツ連邦共和国 医療マッサージ師 国家資格取得
2011年5月	フォダー式リンパ浮腫セラピスト資格取得
2013年1月	リンパ浮腫療法士資格認定 (日本リンパ浮腫治療学会)
2014年9月	放送大学教養学部教養学科 医療と福祉課程 学士
2015年1月	弾性ストッキングコンダクター資格取得 (日本静脈学会)
2020年6月	弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター資格取得 (日本静脈学会)
2021年5月	日本小児障がい児支援協会 認定セラピスト資格取得
2022年9月	小波津式神経筋無痛療法マスタープロジェクト修了
2023年8月	小波津式神経筋無痛療法コンプリート上級修了
2024年1月	YNSA 山元式新頭鍼療法学会上級認定
2024年3月	小波津式神経筋無痛療法　認定院生

職歴

1996年4月	学校法人後藤学園神奈川衛生学園専門学校　非常勤講師
1998年9月	独フェルディクリニック実地研修、フェルディ学校教育アシスタント
2001年4月	学校法人後藤学園附属リンパ浮腫治療室 室長
2002年12月	NPO法人日本医療リンパドレナージ協会 設立 理事 / 主席認定教師　〈NPO法人日本医療リンパドレナージ協会〉
2007年12月	学校法人後藤学園附属リンパ浮腫研究所 所長 (～2018年)　　〈リンパ浮腫教育支援センター〉
2008年4月	聖路加看護大学看護実践開発研究センター 客員研究員
2009年6月	チーム医療推進協議会 発足 世話人　〈チーム医療推進協議会〉
2012年6月	日本リンパ浮腫治療学会 評議員　　〈日本リンパ浮腫治療学会〉
2014年4月	NPO法人日本医療リンパドレナージ協会 副理事長
2016年9月	マッサージ治療室のあ 開業
2018年12月	合同会社のあ さとうリンパ浮腫研究所 設立
2022年6月	NPO法人日本医療リンパドレナージ協会 顧問就任
2022年12月	国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会 理事　〈International Lymphoedema Framework JAPAN〉
2024年4 月	渋谷サクラステージクリニック リンパ浮腫ケア外来 チーフセラピスト　〈渋谷サクラステージクリニック〉

所属学会・協議会

日本リンパ浮腫治療学会 (評議員)

日本静脈学会

日本リンパ学会

国際リンパ学会

日本がん看護学会

NPO法人日本医療リンパドレナージ協会 (顧問)

国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会 (理事)

関東地区リンパ浮腫連携検討会

世田谷 足の番人 (ゴールド会員)

YNSA 山元式新頭鍼療法学会

日本小児障がい児支援協会

小波津式神経筋無痛療法研究会 (認定院生)

その他の活動

日本リンパ浮腫治療学会 保険委委員会、ガイドライン作成委員会 、エビデンス創出委員会 委員

厚生労働省難治性疾患克服研究事業研究班「原発性リンパ浮腫診断治療指針作成委員会」

「がんクリニカルパスデータベース構築に関する研究」リンパ浮腫標準パス作成WG班員

リンパ浮腫ネットワークジャパン医療アドバイザー

J-LAM(リンパ脈管筋腫症)の会医療アドバイザー

日経WOMAN主催『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2007年キャリアクリエイト部門』受賞

ILFJ第13回学術集会「リンパ浮腫を慈しみ、支える」大会長　 　国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会 第13回学術集会　International Lymphoedema Framework JAPAN

主な著書

『リンパ浮腫治療のセルフケア』文光堂 2006年

『浮腫疾患に対する圧迫療法　複合的理学療法による治療とケア』文光堂 2008年

『DVD暮らしのなかのリンパ浮腫ケア実践ガイド(上巻) 腕のケア 実践ガイド』青海社 2009年

『DVD暮らしのなかのリンパ浮腫ケア実践ガイド(下巻) 脚のケア 実践ガイド』青海社 2009年

『老廃物を流して、むくみ解消・免疫力up！リンパマッサージ健康法』PHP研究所 2013年

『リンパ浮腫マネジメント～理論・評価・治療・症例～』ガイアブックス2015年

『ライフライン21 がんの先進医療　連載中「リンパ浮腫の治療とケア」』　　他

学会発表・論文

第13回 国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会学術集会 2024年10月 「リンパ浮腫0期外来」の取り組みについて (渋谷サクラステージクリニックリンパ浮腫ケア外来) 第5回 国際リンパ浮腫フレームワーク（ILF）学会（イギリス）2014年6月 「Achievements of Educational and Awareness-raising Activities for the Treatment of Lymphedema in Japan」 　(後藤学園附属リンパ浮腫研究所）

第26回 日本がん看護学会学術集会 2012年1月　 「聖路加看護大学看護実践開発研究センターにおけるリンパ浮腫ケアステーションの活動」 （聖路加看護大学看護実践開発研究センター＋聖路加国際病院＋慶應義塾大学病院＋後藤学園リンパ浮腫研究所）

第24回 日本がん看護学会学術集会 2010年2月 「学際的アプローチによるリンパ浮腫セルフケア指導」 （聖路加看護大学＋聖路加国際病院＋後藤学園附属リンパ浮腫研究所）

第33回 日本リンパ学会総会 2009年7月　 「軟部肉腫根治術に伴う続発性リンパ浮腫の治療経験」 　(後藤学園附属リンパ浮腫研究所）

第17回 日本乳癌学会学術総会 2009年7月　 「ドセタキセル副作用による薬剤性浮腫に対する複合的理学療法を応用した浮腫管理の効果について」 (後藤学園附属リンパ浮腫研究所）

第49回 日本脈管学会総会 2008年10月 「リンパ浮腫指導管理料」における具体的な患者指導について～リンパ浮腫患者へのアンケート調査をふまえて～ (後藤学園附属リンパ浮腫研究所）

第23回 国際脈管学会(ギリシャ) 「A survey on the condition of patients with lymphedema in Japan」 (松尾循環器クリニック+ 後藤学園附属リンパ浮腫研究所） 第32回 日本リンパ学会総会 「下肢（四肢）リンパ浮腫に関する実態調査～「リンパ浮腫指導管理料」適切な患者指導に向けて」2008年6月　 (後藤学園附属リンパ浮腫研究所） 第16回 日本乳癌学会学術総会 2008年9月 「上肢リンパ浮腫患者に関する実態調査」　 (後藤学園附属リンパ浮腫研究所） 第15回 日本乳癌学会学術総会 2007年 「腋窩リンパ節廓清後の続発性上肢リンパ浮腫における複合的理学療法の有効性」 (後藤学園附属リンパ浮腫研究所） 第31回 日本リンパ学会総会 2007年 「下肢リンパ浮腫患者に対する複合的理学療法の効果についての検討」 (後藤学園附属リンパ浮腫研究所） 第14回 日本乳癌学会学術総会 2006年 「当施設における乳がん術後上肢リンパ浮腫の発症の実態と対応」 (後藤学園附属リンパ浮腫治療室) 第7回 日本緩和医療学会総会 2003年 「乳がん術後患者に対する徒手複合リンパドレナージ法の臨床効果」 (後藤学園附属リンパ浮腫治療室) 第19回 国際リンパ学会(フライブルグ) 2003年 「子宮がん術後両下肢リンパ浮腫患者への複合的理学療法の成果および日本の現状報告」 (後藤学園附属リンパ浮腫治療室)