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リンパ浮腫について

リンパ浮腫は、何かしらの原因によりリンパ系の機能障害によりリンパの流れが滞ることで、むくみや皮膚変化などの症状が引き起こされる病気の総称です。原発性(一次性)と続発性(二次性)に分けられます。原発性リンパ浮腫は、リンパ管形成不全や血管奇形などの先天的な疾患に伴う症状として研究が進められています。続発性リンパ浮腫は、婦人科がんや乳がん、前立腺がんなどの治療のためのリンパ節郭清や放射線治療の影響により発症することがあり、リンパ浮腫の約90%を占めています。日本には約25万人の患者さんがおられ、年間に推定6,000~1万人増加しているといわれています。

リンパ浮腫は、早めに気づいて、正しく診断され、適切な治療やケア、生活指導により、より良い状態を維持することができます。患者さまが感じられている初期段階の違和感に耳を傾け、小さな気づきにすみやかに対応することが、重症化を防ぐ大きな力となり得ます。このため当施設では、より早期(0期・未発症期)を含め、発症後のすべての病期のケアに重きをおいています。

*リンパ浮腫の代表的な治療法には、長年国際リンパ学会に標準治療として認められている「保存治療(複合的理学療法)」と最先端の「外科治療」があります。リンパ浮腫の症状はお一人おひとり異なるため、専門医や主治医に相談し、治療やケアにおいて個別に適切な治療やケアを選択することが大切です。

こどものヘルスケア

早産による低出生体重や先天異常、小児期の病気やけがなど、小児の発達はその疾患の特性や症状の経過に大きく影響されます。当施設では、リンパ浮腫ケアや医療的なケアが必要なこどもたちの輝く笑顔とすこやかな成長を支えます。幼児期から対応しています。